未登記の建物は、登記せずに滅失の手続きをすることができるのでしょうか?

昨日、民事調停が成立しましたが、そのなかで未登記の建物がありました。
近々のうちに取り壊すとのことで、滅失登記の話になりました。

不動産登記法には未登記建物の滅失の手続き等には触れていなかったと思います。
本来ならば一旦表題登記をしてから滅失登記をすることが必要ですが、いきなり市役所の税務課なりへ滅失の手続きをすることができるのでしょうか?

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posted by 丹田 at 10:05 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ▼不動産登記Q&A

分筆登記の申請には必ず印鑑証明書が必要なのでしょうか?

相続が発生した土地の分筆作業を行っています。
現況測量が終わり、隣接地所有者とも境界の立ち会いも終わり、筆界確認書を作って分筆登記の申請をする段階にきている現場があります。

しかし、相続人が二人でそのうちの一人が事情があって印鑑証明書が出せない事態になっています。
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posted by 丹田 at 09:09 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | ▼不動産登記Q&A

土地の境界で揉めており、筆界特定の準備に入りました・・・

土地の所有者から、土地を売却する際に仲介する業者が土地の境界について理不尽なことを押し付けてくるいうことで、測量の依頼がありました。
その土地は昭和30年代の地積測量図があるのですが、精度が低くわかりにくいものでした。

隣地の所有者に説明をして、その街区一帯を含めて測量しました。
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posted by 丹田 at 08:50 | 兵庫 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ▼不動産登記Q&A

境界標の探し方について教えて下さい。

土地を売却するときや、分筆をする場合は境界を確定する必要があります。
地積測量図や確定測量図があり、境界標の種類まで特定されている場合は、境界標を探すのにさほど苦労することはないだろうと思われるかもしれません。

しかし、以上の資料があっても現地では必ず境界標があるわけではありません。
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posted by 丹田 at 09:16 | 兵庫 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ▼不動産登記Q&A

地震で地盤沈下があり、満潮時に水没する土地は登記の対象にならないのでしょうか?

今回の東日本大震災で、陸地部分の一部が地盤沈下を起こしているという報道がありました。
大潮の満潮時には、床下まで海水が来ているような映像があります。

土地として登記の対象となるような土地はどのような土地なのでしょうか。
基本的には取引の対象になり、私人の支配が可能な土地だけが登記能力を認められます。
したがって、公有水面下の土地は、一般的に私人の支配可能性がなく、登記の対象とはなりません。

公有水面とは、海、川、湖、沼その他の公共の用に供する水流又は水面にして国の所有に属するものをいいます。
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posted by 丹田 at 11:20 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | ▼不動産登記Q&A

平成23年4月1日から、法務局での手数料が改定されるようですが・・・

平成23年4月1日から手数料が改定されます。
また、手数料については今までは登記印紙を貼付していましたが、収入印紙に変わります。
当面は今までの登記印紙は利用できます。
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posted by 丹田 at 17:05 | 兵庫 ☀ | ▼不動産登記Q&A

建物が建っていても、土地の測量はできるのでしょうか?

普通、測量は建物が建っていない更地の状態で測量することが多いと思います。
この方が、トランシットの位置から測りたい所まで何の障害物もないので楽ですし、正確に測れます。

しかし、3軒長屋の真ん中の家の敷地の測量ではどうでしょうか?
素人考えでは、道路側は目に見えるので測れるのは分かりますが、敷地の奥は前に建っている建物で見えません。
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posted by 丹田 at 10:39 | 兵庫 ☔ | ▼不動産登記Q&A

建物の合体登記について教えて下さい。

物理的に数個の建物が、増築等の工事により構造上1個の建物となることを「合体」といいます。
同じ数個の建物を1個の建物とする建物の合併とは、物理的な変更を伴う点で異なります。

別個独立の建物として登記された数個の建物を合体した場合には「合体後の建物についての建物の表題登記および合体前の建物についての建物の表題部の登記の抹消」を申請します。
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posted by 丹田 at 10:28 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

権利に関する登記申請で、共同申請の例外について教えて下さい。

権利に関する登記の申請は、登記権利者(買主等)と登記義務者(売主等)が共同して行うのが原則である。

また、権利に関する登記は表示に関する登記と異なり、義務規定はなく任意である。
したがって、例えば土地の売買が行われた場合、残金決済が行われると売主から買主へ所有権の移転登記を行うのが普通であるが、この所有権の移転登記は義務ではなく登記しなくてもよいということである。

ただ、実務的には買主は移転登記を条件とする契約をしているのが一般的である。
移転登記をする目的は、第三者に対する対抗要件を備えるためであることがまず1番であるが、固定資産税等の課税の問題も出てくるため、所有者で実際その不動産を使用している人に課税するのが自然だからである。
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posted by 丹田 at 07:31 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

抵当権が付いた土地を分筆する場合、抵当権者の承諾はいるのでしょうか?

抵当権設定登記のある土地の分筆登記を申請する場合、原則として抵当権者の承諾は必要ありません。
なぜならば、分筆後の土地にも同じ抵当権が残るので、抵当権者としては何の不都合もないからです。続きを読む
posted by 丹田 at 16:09 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

表題登記だけの土地でも分筆はできるのでしょうか?

分筆の登記は、1登記記録に登記されている1筆の土地を分筆して2筆以上の土地とするための登記で、所有者の意思に基づいてなされる登記です。

したがって分筆の登記をするか否かは所有者の自由であり、抵当権等所有権以外の権利に関する登記がある場合でも、それら登記名義人の承諾を得る必要はありません。続きを読む
posted by 丹田 at 07:21 | 兵庫 ☀ | ▼不動産登記Q&A

司法書士と土地家屋調査士の違いがわかりませんので教えてください。

いずれの資格も登記に関する仕事をするのですが、一般の方々にはわからないかもしれません。

登記には大きく分けて権利に関する登記と表示に関する登記があります。
登記記録には権利に関する登記として甲区と乙区があります。
甲区とは所有権に関する登記が記載され、所有権の登記名義人が誰であるとか、所有権に関する仮登記があります。続きを読む
posted by 丹田 at 10:12 | 兵庫 | ▼不動産登記Q&A

登記には公信力が無いとはどういうことですか?

登記には公信力が無いとは、嘘の登記名義人を真の所有者と信じて取引しても、その所有権を取得することができないと言うことです。
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posted by 丹田 at 14:49 | 兵庫 ☔ | Comment(0) | ▼不動産登記Q&A

法務局での不動産の調査で、必要な資料の取得費用を教えてください。

登記事項証明書の取得や公図の閲覧には手数料が必要です。
登記所で購入する登記印紙(登記関係専用の印紙で、収入印紙とは異なります)を購入して申請書に貼付します。続きを読む
posted by 丹田 at 10:00 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

地目変更登記ができない場合はあるのですか?

例えば畑として利用していた土地を、建物の敷地にするために宅地に造成する等、土地の利用状況を変更した場合において、表題部に記録された地目が現況と一致しなくなった時は、地目の変更の登記をしなければなりません。

しかし、次のような場合は地目の変更登記はできません。
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posted by 丹田 at 08:33 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

地積測量図は、今も昔も精度は変わらないのですか?

昔の地積測量図は、三斜法といって土地の形状を三角形にして、底辺×高さ÷2で巻尺やトランシットで求積していました。
現在のそれは世界測地系の座標値を採用し、座標法で求積します。
ちなみに現在は巻尺を使って測量することはありません。
トランシットでミリメートル単位まで測ることが出来るため、現在の測量図の方が当然、精度は高いと言えるでしょう。続きを読む
posted by 丹田 at 07:45 | 兵庫 ☔ | ▼不動産登記Q&A

土地の境界の確定について教えてください。

土地の境界の確認と確定は同義語ではありません。
土地の境界の確認は、公図や地積測量図で明示している場所に境界標があるか無いかを確認することですが、土地の境界の確定は土地売買の重要な用件で、現地で隣地所有者の立会いを求めて「民民境界」を確定することです。続きを読む
posted by 丹田 at 13:43 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

土地の境界の確認方法を教えてください。

まず登記所で取得した公図や地積測量図等の図面を基に、現地で境界標を探します。
そして確認できた境界標の個数や種別(石杭・プラスチック杭・金属鋲など)・破損の有無を確認します。続きを読む
posted by 丹田 at 09:39 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

土地の境界標にはどんなものがありますか?

土地の境界標には、コンクリート杭・金属プレート・金属鋲・プラスチック杭・木杭などがあります。
境界点を表示する刻印は、中心点、中矢、十字、T字等様々です。続きを読む
posted by 丹田 at 13:50 | 兵庫 ☔ | ▼不動産登記Q&A

親が死亡したとき、相続登記はしなければならないのでしょうか?

不動産を所有している親が死亡した時は、相続登記をすることになります。
しかし、相続登記は権利に関する登記のため、登記しなければならないと言った義務はありません。続きを読む
posted by 丹田 at 08:21 | 兵庫 ☔ | ▼不動産登記Q&A

表題登記だけでも分筆登記はできるのでしょうか?

未登記の土地でも分筆は出来ますが、この場合は分筆登記はできません。
表題登記だけでも、不動産登記法は分筆登記を否定していません。
不動産登記法39条で、分筆の登記申請は、表題部所有者又は所有権の登記名義人からするものとされています。
このことから、表題部所有者から分筆登記が申請できると規定していることがわかります。続きを読む
posted by 丹田 at 09:20 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

違反建築物でも登記はできるのでしょうか?

建築基準法に違反している建築物でも建物の表題登記はできます。

少し違和感を覚えるかもしれませんが、建築基準法と不動産登記法の法律としての趣旨が違うからなのでしょう。続きを読む
posted by 丹田 at 08:27 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

過去に、他の土地家屋調査士の登記申請書は閲覧することが出来るのでしょうか?

本日、ある法務局に依頼地に隣接する登記申請書内の筆界確認書を閲覧するために行った。

登記官とは最初、私が、土地家屋調査士であることを示さずに話をしていた。
登記官曰く、登記申請書は非公開になっているから、利害関係者以外は閲覧できないと言う。続きを読む
posted by 丹田 at 10:23 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

測量の依頼をしたら、2ヶ月程度かかるといわれました。何故、そんなに時間がかかるのですか?

単なる測量だけだと、土地の規模にもよりますが1週間前後で現況測量図はあがってきます。
しかし、確定測量図まで作るとなるとご質問の如く2ヶ月程度は最低必要になってきます。
それは、確定測量図を作るには、道路と申請地との官民境界、申請地と隣接地の民民境界について、各隣接する所有者ごとに筆界確認書を作らなければ登記所が地積測量図を受け付けてくれないからなのです。続きを読む
posted by 丹田 at 10:56 | 兵庫 ☀ | ▼不動産登記Q&A

土地の地目変更をしたくても、出来ない場合について教えてください。

田や畑として利用されていた土地を宅地に造成する等、土地の利用現況を変更した場合において、表題部に記録された地目が現況と一致しなくなったときは、地目の変更登記をしなければなりません。

なお、以下のような場合には、地目の変更の登記をすることが出来ませんから気をつけなければなりません。続きを読む
posted by 丹田 at 14:12 | 兵庫 ☀ | ▼不動産登記Q&A

建物の種類に関する実務上の認定基準について説明してください。

 不動産の表題登記における、建物の種類に関する実務上の認定基準について説明します。

1.居宅 居宅とは、専ら居住の用に供されるものであり、一般の住宅のほか、別荘も含まれます。
実際に人が居住しているか否か、居住者が建物の所有者か否かは問いません。続きを読む
posted by 丹田 at 07:54 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

建物表題部の建物の種類について説明してください。

 建物の表題部には、建物の所在地番や家屋番号、建物の種類・構造床面積が記載されています。
今回は、その中の建物の種類について説明します。

建物の種類は、建物の主たる用途により、次のように区分して定めるものとされたいますが、この区分は例示的なものに過ぎず、この区分によりがたいときは、建物の用途により適当に定めることが出来ます。

要するに建物の種類は、不動産登記法上、時代の変遷により新しいタイプの建物が出てくれば、その用途が定められることになります。

土地の地目のように23種類に限定されることはないのです。続きを読む
posted by 丹田 at 18:32 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

建物の家屋番号の定め方について教えてください。

 不動産登記法2条21号によると、家屋番号は、建物を特定するために、1個の建物ごとに付す番号であると定義されている。
家屋番号の付番権は登記所にあり、地番区域ごとに建物の敷地の地番と同一の番号をもって定めるものとされている。

ただし、2個以上の建物が1筆の土地の上に存する時、1個の建物が2筆以上の土地の上に存する時、その他特別の事情があるときは、敷地の地番と同一の番号に支号を付す方法その他の方法により、家屋番号を定める。

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posted by 丹田 at 14:19 | 兵庫 ☀ | ▼不動産登記Q&A

どんな土地が合筆できないのでしょうか? その3

その1とその2では合筆できない具体例について述べてきたが、今回は所有権の登記以外の権利に関する登記がある土地であっても、合筆の登記が制限されないケースについて述べる。

合筆ができるケース
1.承役地についてする地役権の登記のある土地続きを読む
posted by 丹田 at 08:28 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

どんな土地が合筆できないのでしょうか? 土地の合併制限その2

土地は不動産登記法で一定の場合しか合筆ができないことになっています。
今回はその続きです。

1.所有権の登記以外の権利に関する登記のある土地の合併制限
原則として、所有権の登記以外の権利に関する登記のある土地は合筆することが出来ない。
合筆の妨げとなる所有権の登記以外の権利に関する登記とは、以下のものを言う。
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posted by 丹田 at 07:34 | 兵庫 ☔ | ▼不動産登記Q&A

どんな土地が合筆できないのでしょうか? 土地の合併制限その1

どんな土地でも自由に合筆できるわけではない。
一定の場合においてのみ、土地の合筆が許される。
これを土地の合併制限という。

合筆の登記は数筆の土地を合併して一筆の土地とする登記であるが、不動産登記法及び不動産登記規則により、ある一定の場合には合筆の登記をすることが出来ないものとされている。


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posted by 丹田 at 20:25 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

土地の分筆において、遺産分割協議で土地を取得した相続人から申請する場合の留意点について教えてください。

 まず、遺産分割協議なくして土地所有者が死亡し、相続人が数人いるときは、被相続人が生存中にその土地を売却した場合は、相続人全員が登記義務者として申請手続きをしなければならない。

その前提として必要となる土地の分筆の登記も全員でしなければならないと解されている。

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posted by 丹田 at 22:44 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

このような建造物は建物として登記はできません。

以下のような建造物は建物として登記はできません。
1.ガスタンク、石油タンク、給水タンク

2.機械上に建設した建造物
但し、地上に基脚を有し、又は支柱を施したものは、建物として登記することができます。

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posted by 丹田 at 16:54 | 兵庫 ☀ | ▼不動産登記Q&A

例外的に登記できる建物は?  その3

1.鉄筋コンクリート造又はブロック造、鋼板葺の屋根を備えた家畜飼料貯蔵用サイロは、建物として登記ができます。
その他登記先例はセメント貯蔵用サイロ等も登記が可能としています。

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posted by 丹田 at 08:32 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

例外的に登記できる建物は?  その2

前回は福岡ドームも登記できることを書きましたが、今回は東京ドームも登記できるという話です。

1.周壁は鉄筋コンクリート造で、内部には屋根を支えるための柱や梁はなく、屋根面にはガラス繊維に防水加工膜材を張り巡らせて、これを外気圧より0.25%高い内部の空気圧によって膨らませてドーム状の屋根とした建造物は、建物として登記することができます。
これが東京ドームです。因みに屋根の種類は空気膜屋根となります。

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posted by 丹田 at 14:58 | 兵庫 | ▼不動産登記Q&A

どんな建物が登記できるのでしょうか? その1

登記できる建物の要件は、以前にこのブログでも書いていますが、もう一度おさらいしておきましょう。
建物の認定要件といって5つあります。続きを読む
posted by 丹田 at 18:03 | 兵庫 ☁ | ▼不動産登記Q&A

登記に関する情報の保存期間について教えてください。

主な登記に関する情報の保存期間は次の通りです。
1.登記記録  永久

2.閉鎖登記記録  土地:閉鎖の日から50年
          建物:閉鎖の日から30年

3.地図、地図に準ずる図面、建物所在図(閉鎖したものを含む)
  永久

4.共同担保目録
  当該共同担保目録に記録されているすべての事項が抹消された日から10年間続きを読む
posted by 丹田 at 10:56 | 兵庫 ☔ | ▼不動産登記Q&A

母体の中の胎児は不動産の取得が出来るのでしょうか?

登記記録上に所有者として表示される者は、民法等の実体法により、所有権を取得できる地位(権利能力)を認められなければなりません。
したがって、権利能力を認められていない人や団体は、登記記録に所有者として表示することができません。続きを読む
posted by 丹田 at 16:31 | ▼不動産登記Q&A

公図や地番図でも場所が分からない土地

今回、売買をする土地の地目が「田」のため、農業従事者でない買主に直接移転登記が出来ないため、一旦田以外の地目にすることになりました。
公図・地番図・地積測量図もあります。依頼者はこのあたりだと私に説明してくれました。
しかし、数メートルの違いですが、正確な位置が特定できません。続きを読む
posted by 丹田 at 08:44 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目の詳細・・・その7(最終回)

この土地の地目の詳細もいよいよ最終回になりました。
最後の地目は雑種地です。
これまで述べた22の地目のどれにも該当しない土地の地目は、雑種地として取り扱われます。続きを読む
posted by 丹田 at 07:16 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目の詳細・・・その6

DSCF0080.JPG1.保安林
保安林とは、水源のかん養、土砂の流出防止等の目的のために、森林法に基づき農林水産大臣が保安林として指定した土地の地目を言います。

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posted by 丹田 at 10:00 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目の詳細・・・その5

1.運河用地
運河用地とは、運河法代12条第1項第1号又は害2号に掲げる土地をいいます。
要するに運河とは、主務大臣の免許を受け、船舶の航行などの用に供するため陸地を掘って人工的に設けられた水路のことです。
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posted by 丹田 at 08:52 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目の詳細・・・その4

1.山林
山林とは、耕作の方法によらないで竹木の生育する土地をいいます。
この山林は、傾斜地や起伏の多い地形にあるものだけでなく、平坦地にあるものも含まれます。

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posted by 丹田 at 09:49 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目の詳細・・・その3

1.学校用地
学校用地とは、校舎、付属施設(体育館・図書館等)の敷地及び運動場をいいます。
ここでいう学校とは、小学校・中学校・高校・大学・養護学校・幼稚園・専修学校等の学校教育法によって定められた学校をいいますが、熟や保育所等は学校には含まれません。続きを読む
posted by 丹田 at 13:24 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目の詳細・・・その2

3.宅地
建物の敷地及びその維持若しくは効用を果たすために、必要な土地の地目は宅地と認定されます。
建物の敷地とは建物が建つ一筆の土地を言いますが、建物が一筆の土地の一部に建つときは、建物が存しない部分についての地目の認定は、その部分が建物の維持又は効用を果たすために必要なものか否かにより判断します。
建物が建っていない土地でも、建物の維持又は効用を果たすために必要な土地であれば宅地となります。続きを読む
posted by 丹田 at 08:09 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目についての詳細を教えてください・・・その1

DSCF0078.JPG地目とは、土地の用途を表す表示に関する登記の登記事項です。
土地の地目は、その土地の主たる用途により
田、畑、宅地、学校用地、鉄道用地、塩田、鉱泉地、池沼、山林、牧場、原野、墓地、境内地、運河用地、水道用地、用悪水路、ため池、堤、井溝、保安林、公衆用道路、公園、雑種地の23に限定され、土地所有者が適当に他の地目を定めることは出来ません。
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posted by 丹田 at 14:11 | ▼不動産登記Q&A

公図の歴史について教えてください。

明治政府は、近代的資本主義国家として飛躍するため、土地と地租の制度を抜本的に改め、財政基盤を固めることとしました。
まず、廃藩置県の後、明治5年には、田畑永代売買の禁を解いて、身分の如何を問わず、何人も土地を所有することが出来ると宣言した上、地券制度を設けて、土地を自由な取引の対象とし、近代的土地所有権を確立しました。
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posted by 丹田 at 07:50 | ▼不動産登記Q&A

権利能力なき社団は、登記申請が出来ますか?

社団としての実体を有する団体でありながら、法人でないもの、即ち、権利能力を有していない団体を権利能力なき社団といいます。
具体的には、同窓会、学術団体、町内会、法人となることが出来るが意思がない団体等があります。

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posted by 丹田 at 18:03 | ▼不動産登記Q&A

母体の中にいる胎児は、不動産の相続が出来ますか?

相続において胎児も権利能力を有します。(民法886条)
したがって、相続により胎児が不動産を取得した場合には、胎児を所有者として登記記録に表示することが出来ます。
胎児を登記記録に表示する場合には、「亡何某妻何某胎児」のように記録することになっています。

ただし以上は生きて産まれてきた場合の話です。
死んで産まれてきた場合は、胎児の登記は抹消しなければなりません。
posted by 丹田 at 17:48 | ▼不動産登記Q&A

表示に関する登記で、申請義務があるものと無いものについて教えてください。

表示に関する登記で、申請義務があるものは以下の通りです。

1.表題登記
2.不動産の表題部の変更登記
3.土地の一部地目変更登記・同一部地目変更分筆登記
4.滅失の登記
5.合体による登記(所有権の登記を併せてする場合)
これらは、不動産の物理的現況の変化があるもので、登記事項と速やかに一致させなければならないため、申請義務を課しています。

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posted by 丹田 at 23:31 | ▼不動産登記Q&A

建物の合併登記、建物の合体登記とはどういうことですか?

建物の合併の登記とは、別個独立の建物として登記されている建物を、登記記録上において、一個の建物とする登記です。

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posted by 丹田 at 10:57 | ▼不動産登記Q&A

被相続人名義の建物が相続開始後に滅失しました。相続人に移転登記後に滅失登記をしなければなりませんか?

建物を取り壊した場合には、表題部所有者または所有権の登記名義人から一月以内に滅失の登記を申請しなければなりません。
質問の場合、登記記録上の所有者は被相続人であるから、被相続人が申請義務を負うものと解されますが、被相続人はすでに死亡しており、同人から登記を申請することは事実上不可能なので、その相続人が、相続があったことを証する相続証明書を提供して滅失の登記を申請できます。

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posted by 丹田 at 15:35 | ▼不動産登記Q&A

相続土地の遺産分割協議書で、特定の相続人に土地を取得させるときの留意事項は何ですか?

相続人は、相続開始のときから、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継します。
したがって、土地の所有権登記名義人が死亡した時は、その相続人は被相続人の当該土地に属する一切の権利義務を承継し、その土地に関する財産上の法律関係において、被相続人と同一視することができます。

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posted by 丹田 at 23:55 | ▼不動産登記Q&A

共有名義の土地の一部が、別の地目になりました。共有者の1人が単独で土地の分筆登記の申請はできますか?

一筆の土地の一部分について地目が変更したときは、その部分の地目を現況に一致させるために地目の変更登記をしなければなりません。
一筆の土地について二以上の地目を表示することはできませんので、その部分を分割して別個独立の土地とする分筆の登記の申請を同時に申請しなければなりません。

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posted by 丹田 at 23:22 | ▼不動産登記Q&A

「確定測量図」と「現況測量図」は、どう違うのですか?

測量図は実測図とも言われますが、確定測量図と現況測量図に大別されます。
確定測量図とは、対象地と隣接するすべての土地(民有地と道路のような公共用地)について境界確認を行い、それに基づいて作成された図面を言います。
ここで注意しなければならないのは、確定測量図は民民の境界確認だけでなく、道路や水路などのような官有地と民有地との公共用地境界確定の手続きまで行って、境界を確定しなければなりません。

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posted by 丹田 at 13:02 | ▼不動産登記Q&A

固定資産評価証明書に括弧書きで未登記建物の記載があります。登記しなければならないのでしょうか?

 固定資産税は市町村が課税主体でありますが、毎年飛行機を飛ばして航空写真で1年前の写真と比べ、新しく建てられた建物をチェックしているようです。
そこで表題登記がなされていなければ、建物補充課税台帳に未登記建物として登録し、未登記でも課税されるようになります。

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posted by 丹田 at 19:30 | ▼不動産登記Q&A

土地を合筆したいのですが、何か条件はありますか?

 あります。
どんな土地でも無条件に合筆ができるものではありません。

不動産登記法で以下のような場合は、合筆の登記ができないようになっています。
1.相互に隣接していない土地の合筆の登記
2.地目又は地番区域が相互に異なる土地の合筆の登記
3.表題部所有者又は所有権の登記名義人が相互に異なる土地の合筆の登記
4.所有権の登記がない土地と所有権の登記がある土地の合筆の登記
5.所有権の登記以外の権利に関する登記がある土地の合筆の登記

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posted by 丹田 at 08:55 | ▼不動産登記Q&A

最寄りの法務局から全国の登記事項証明書が取得できると聞きましたが本当ですか?

 本当です。
私が住んでいる神戸の法務局から、北海道や沖縄の不動産の登記事項証明書が取得できます。
料金は変わりません。地元の不動産も遠隔地の不動産の登記事項証明書も、土地1筆に付き1000円、建物1個に付き1000円です。

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posted by 丹田 at 08:38 | ▼不動産登記Q&A

登記に必要な書類を教えてください。

 まず表題登記から説明しましょう。

1.土地の表題登記
  土地所在図・地積測量図・所有権証明書・住民票

2.土地の分筆登記
  分筆後の土地の地積測量図、地役権の登記がある場合は地役権証明  書・地役権図面

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posted by 丹田 at 23:31 | ▼不動産登記Q&A

更正登記と変更登記の違いは何ですか?

 更正登記というのは、元の登記時点から間違った登記をしていた場合に、正しい登記に直すことをいいます。
例えば、地積更正登記があります。
分筆するときは、分筆する片方だけ測量するのではなくまず全体地を測量してから分筆しますが、全体地を測量したときに、登記面積と一定限度以上の地積の誤差が生じた場合に、全体地の地積更正登記をしてから分筆を行います。

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posted by 丹田 at 13:49 | ▼不動産登記Q&A

土地の地目にはどんなものがありますか?

 まず地目とは、土地の用途を表す表示に関する登記事項のことです。

現在の不動産登記法では地目は23種類に限定されており、申請人が勝手に23種類以外の地目を定めることはできません。

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posted by 丹田 at 10:53 | ▼不動産登記Q&A

不動産の登記にはどんな種類があるのですか?

 不動産の登記には大きく分けて表示に関する登記と、権利に関する登記があります。

表示に関する登記とは、例えば家を新築したときには建物の表題登記を1ヶ月以内にしなければならないといった規定があります。
建物を増築や改築をして、建物の形状・構造や床面積に変更が生じた場合は表題部の変更登記をしなければなりません。

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posted by 丹田 at 10:24 | ▼不動産登記Q&A